クリスマスマルシェに出店しました。
とんでもなく準備不足のまま
やちよ農業交流センター
クリスマスマルシェ当日を迎えました。
前泊で準備を手伝ってくれた友達のおかげでお店のディスプレイも出来て
作品を作りながら(!)お客様を待ちました。
足を止めて作品を手に取ってくださったり
質問をいただいたり
オーダーをいただいたり
お客様の顔が見えるって本当に勉強になります。そして造り手も見て頂ける…しっかりとした作品にしなければと改めてモノづくりの責任を感じました。
ヌメ革染色の作品にとても興味を持っていただいたので染色スキルをあげます。
作品の中でもスマートフォン+αの入るサコシェ、車のリモコンキー、スマートキーが収納できるキーケース、シンプルながま口財布…を中心に作っていきます。
まずは溜まってきたオーダーを作りあげなくちゃ。
マルシェとワークショップ
ちょうど2ヶ月後の2022年11月27日、
道の駅やちよ農業交流センターで開催される
クリスマスandマルシェにレザークラフトショップとして出店します(ドキドキ)。
そしてさらにレザークラフトワークショップも同時にやります……欲張りすぎ?
2ヶ月で販売用の作品を数点用意します。
考えているのは
・ヒップバック(ダンプポーチ)
・スマホケース(マグポーチ風の)
・カードケース
ワークショップの内容は吟味中
・小学生でも楽しんで作れるもの
・年配の方も楽しんで作れるもの
・所要時間30分ほどで見栄えよく作れるもの
……縫わずに作れるものが良い?
半製品、キット状のものを準備する?
簡単な作り方マニュアルも必要。
初めてだからと半端なことはしたくないし
お客様に楽しんで、喜んでもらいたい。
忙しくなります。頑張れ私。
作ったもの並べてく
★キーケース
自分で染めたヌメ革(溜まっていくのこれが)を作品に使いやすいキーケース。初めは鍵だけ付けられるものだったのに今は小銭やカードも入れられるよう機能拡張してます。(もはや財布……)
★ヒップバック
★お財布ポーチ
↑道の駅やちよ農業交流センターで初めて買っていただいた物(💦)
ホースレザーの手触りと丸い形が気に入ったとありがたいコメントも頂いた記念の作品です。
緑は愛用中。
★小銭入れ
小銭だけのものからカードも入るものへ。
コンパクト財布を作ってく取っ掛りになりました。
なんだか懐かしいバネ口金の小銭入れ
★コンパクト財布
ジビエレザー専門店バリードさんの猪革を使って。
藍染したホースレザーを使ったコンパクト財布とiPhoneケース。
★サコッシェ
エゾシカ革の風合いがちいさなかばんにぴったり合う気がします。
2022年末へ向けて
6月末から始めた道の駅やちよ農業交流センターでの1ヶ月トライアルは目標には届きませんでしたが
引き続き展示販売させていただくことに。
7月分の売上金を受け取りました。
8月に入って売り上げたお財布ポーチの
カシメが取れてしまったようで(汗)……。
気に入っているから修理可能かと
お問い合わせがありました。
このお財布ポーチは試作から二個目のもの。
カシメ取り付けもまだまだ甘かったようです。
修理品をお預かりカシメの部分を全部やり直しました。
購入してくださった方と電話でお話した際
「作品の革の手触りが気に入って購入した」
「財布とスマホが入るサイズのショルダーバッグが欲しい」
と嬉しいご意見を頂きました。
交流センターの担当者の方からは
「念の為出品している他のもののカシメも確認した方が良い」
とアドバイスをもらい全部再チェック。何故かひとつ外れているものを無事に発見出来ました。
少しずつだけど、物作りの経験値が上がっている実感。
そして嬉しいことに
11月に予定している農業交流センターのマルシェへの出店と、今後ワークショップを開催してみないかと…身に余るお誘いを受けました。
6月にたまたま飛び込んで
たまたまスペースに空きがあり
運良くトライアルさせていただくことになって
その時、出会いとか偶然とか必然とか
これから拡がっていく縁の予感がしたのは
当たっていたようです。
自分の作りたいものをただ作るだけではなくて
手に取って気に入っていただけるものを
長く楽しんでいただけるものを
色々な技法を試すのはもちろんだけど
一つ一つの工程を丁寧にとにかく丁寧に。
もちろん趣味の一環として楽しむことを忘れずに。
カラーパレット
カウンタックグリーンのキーケースの注文が
来ました。
え?カウンタックグリーン??
こないだウマ娘のライスシャワーイメージのキーケースは作ったけど……
と、言うことで
手持ちのローパスバチックとホースヌメ革を使って色見本を作ることにしました。
3センチ角に切り出したヌメ革を使って
コットンで色をつけていきます。
仕上げ剤を塗った時の色の変化も見たいので
1色につき2組作りました。
夏休みの自由研究してるみたい。
ローパスバチックは重ね塗りも混色も自在。
左 黄色を塗って緑を重ねたもの
右 黄色と緑を混ぜて塗ったもの
同じ色を使うのに仕上がりの色が全く違う!
希望通りの色 カウンタックグリーンに
染めることがことが出来るかな……
しばらくは試行錯誤 楽しみます。
これは宝物!
藍染めに挑戦
藍色、紺色
深い深いブルー
大好きな色
セイワ Kon'yaIで革の藍染に挑戦しました。
1回分は5cc計量スプーン1杯。
作った藍液は取っておけるし
コスパは良さそう。
使用するのは
ホースヌメ革。
ホースレザーは柔らかくハリコシもある。
ヌメ革を染めた時の発色も良く
気に入って使っています。
溶かしやすさと残りの保管を考えて
広口のペットボトルで藍液を作りました。
溶かすと濃い緑の液。
発酵したものの匂い。
セイワのホームページの
革染めマニュアルを見ながら
手順通りに染めていきます。
緑から青、そして濃紺へ。
手順通りに時間を置き
酢酸液に浸し、水洗いしました。
水気をとり外干し。
乾くのを待ちます。
はけの跡が……
触ると藍が手に移ります。
新品のジーンズを履いた時の感じ。
色止め剤を塗り、カット。
iPhoneケースを作ります。
藍液200ccを作り
A4ヌメ革2枚を約1/3量で染められました。
2022.7.21
株式会社セイワさんとTwitterで……
https://twitter.com/seiwa_leather/status/1549983246494355456?s=21&t=VjVFlocG-iyTJxP67wJbgA
なんだか嬉しい
精進します★
青-柿渋-藍
maju.Tさんというレザークラフト作家さんのYouTubeでヌメ革グラデーション染めを拝見して青色表現の美しさに惹かれました。
自分でやって見ると……
それっぽくはなるけど
もちろんまだまだの域。
青紺水色毎回同じように染料を塗るのに
同じものはできない。
迷彩表現もやってみました。
染料での皮染めを始めてみて、
日本古来の柿渋染め技法に目が止まりました。
柿渋は渋柿のシブ(当然ですね)
防腐防カビ防水の効果がある天然の染料。
ホームセンターで柿渋を入手し
ホースレザーに塗ってみたところ……
その明るい茶色の色合い、艶、
元々のホースレザーの皺や傷によって
革なのに木目のような仕上がりに。
すっかり柿渋の虜に。
日光に干すと色艶に深みが増します。
柿渋染め床革ヒップバック
柿渋染めカードケース付き小銭入れ
次は革の藍染に挑戦する予定。